フランス滞在1日目

学会参加のため、一週間フランスへ行く。

朝5時半くらいに起き、6時半くらいに出発。6時50分くらいに O'Connel St. にいた AirCoach に乗る。とても霧が濃くて怖い。さすがに運転手は慣れているだろうが...。ちなみに霧が濃いとかなり蒸し暑く感じるんですね。

7時半ころに空港到着。一応海外なので、2時間前に到着する。オンラインチェックインをしていたが、それだけではダメらしいので、航空券を発行してもらう。どのみち紙の航空券は欲しかったのでまあよい。出国の手続きはあんまりなく、荷物検査くらい。つまり日本の国内便くらい。EUってすごい。

荷物検査では、MacBookとiPadとを別かごに出していたのだが、隣のオッチャンも同じセットを出していて、iPhoneも持っていたのでなんか盛り上がる、という一幕もあった。宗教である。

空港で暇だったので、一杯コーヒーを飲みつつ仕事。

飛行機は Aer Lingus で、飲み物含め基本課金制。2時間半くらいで CDG 空港に到着。入国審査もあってないようなもので、パスポート見せて顔見て判子押すだけ、みたいな感じ。

前日に予習したように、 CDGVAL で Terminal 1 から Terminal 3 へ移動。RERのB線を使ってパリ北駅へ向かう。どれが一番早く出るのかわからなかったので、駅員に聞く。英語で答えてくれる。

RERのB線は治安の悪い場所を通ると聞いていてビビっていたのだが、確かに明らかに悪そうであった。壁という壁にスプレーで落書きがしてあるなど。隣に座ってたおにーちゃんが情報系オーラを出していたので、話しかけてみるとやはり同じ会議に出る人だった。パリ北駅で一緒に降りて、パリ東駅を探す。なんか道がわからなくてキョドっていたが、太陽の方向を頼りにパリ東駅に着く。

彼は少し早めのチケットを取ってたので、ここでお別れ。私は2時間ほど時間を潰す。オンラインで予約していたTGVのチケットを発行する。窓口でそれらしき人がいたので聞いてみると、フランス語でまくしたてられる。駅の入口にある黄色い自販機でやれと言ってるみたい（妄想）これはだいたいあってて、色々苦戦の後、その機械で手に入れることができた。これは現地発行のチケットなので、横にある黄色い謎マシンで刻印をつける必要があるとか。

近くのカフェで時間を潰す。さすがに客を囲い込むためか英語をちゃんと喋ってくれる店員さん。レモンジュースパンケーキ。ここでのパンケーキも、やはりクレープ。味はまあ普通。レモン味濃い。

なんやかんやでTGVの時間がきたので乗車。横はおばあちゃん。ちょいと世間話したりする。英語喋ってくれる。優しい。近くに座ってる人、明らかに情報系の人が多い。ThinkPadとか持ってるんだもん。

TGVからの車窓はだいたい一緒。農業大国なんだなぁとしみじみと思うなど。ちょいちょい小さな集落が見えるくらい。終点が目的地だったので安心して乗っていたが、アナウンスがフランス語だけなので、結構キツイ。あとネットもないし。

そんなこんなで Nancy に着く。ホテルの場所、Google Mapsのスクリーンショットのみしか保存していなかったので、勘で動く。太陽を見ながら方向を決めたり。なんかおかしいなと思いつつも地図上の特徴とは合っているので半信半疑で進む。なんか縮尺がおかしいだけっぽい。宿、ちょっと駅から遠い。川が近い。

日曜日、だいたいのお店がしまってて困るなど。近くのレストランに適当に入る。旨い。ただし、8割くらいの店員は英語通じない。英語喋れる店員が親切にしてくれた。チップ払えばよかった。

開いていたパン屋でクロワッサンを買う。ここのおばちゃんも英語は通じない。というか喋る気がない。フランスはキビシイ。