海外インターンシップの片付け方

海外でインターンから帰ってくるときの片付け方メモ。金の話。

銀行口座

お金を引き出す必要がある。一日に引き出せる額は決まっていることが多いので、計画的に現金を引き出す。よほど多くない場合はキャッシュで持ち帰れるので、その後の取り扱いは持ち帰ってから考える。

いつ日本円に戻すか、というのが問題だが、日本円に困っていなければ外貨のまま持っておいて、次行く時に使うのがよい気がしている。私の場合はユーロなので、キャッシュのまま持ってます。

海外の税金

源泉徴収されていたお金のうち、いくらかは取り戻せることが多いので、取り戻しておく。ググれば出てくることもあれば、出てこないこともある。私の場合は、アイルランドだったので、国内情報はなし。所得税を取り戻す方法がわからなかったので、Form P50 を記入して送ったら Universal Social Charge (USC) は返ってきた。
http://www.revenue.ie/en/personal/circumstances/student.html#section7

このとき、小切手で受け取るか銀行に振り込むかを選択できるのだが、何を思ったか小切手で受け取るを選んでしまった。日本で小切手換金するの面倒くさいので、銀行口座振り込みがよさげ。

確定申告

日本居住者は、全世界所得というのを申告して、それを元に所得税を計算するらしい。つまり、海外で働いて海外で給与をもらったら、海外で所得税を払っていたとしても、すべて申告する必要があるらしい。海外で所得税を払っていた場合には、その分、外国税額控除を受けられる、ということでバランスをとっているらしい。ただし、外国税額控除、そんなに大きくないので、海外の所得税取り戻したほうがお得なことが多いと思った。

このへんの確定申告のやり方、かなり探してやっとそれっぽいものが見つかった。「外国税額控除を受けられる方へ」でググると最新のファイルが見つかると思いますが、一応今年の版を。
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2014/pdf/20.pdf
確定申告でわからないところは、税務署に行くのではなく電話で聞くのがいいっぽいです。税務署混みすぎ。

海外で給与を貰っていた、かつ、海外で所得税を収めていた場合だと、

  1. 所得のところに海外で貰った給与の額を記入(このとき日本に税金を払っていないならば源泉徴収はゼロと記入)
  2. 国税額控除の欄で、給与額と向こうで収めた税金の額を記入
  3. その際、給与をもらった日&税金の額が確定した日のレートを使って日本円に変換する

(三回給与もらった場合は、外国税額控除のところでは三つに分けて書くそうな)