2012年まとめ

SNAC2012 という企画でブログ記事をいくつか書くことになったので、もう少し頑張って記事を書いてみようと思い筆を取る次第です。そして時期も時期なので、2012年を振り返って反省をしたいと思います*1

2012年でできるようになったこと

論文を書けるようになった

一から英語・日本語の論文を自分で書く機会に色々恵まれた&添削を受ける機会をいただいたため、色々試行錯誤することができた。その結果として、なんとなくこう書けばいいとかわかってきたり、逆に論点をクリアにするために研究をうまく整理することができたりして、研究の進め方もうまくなったような気がする。

発表がまあまあできるようになった

卒論の時にほぼはじめて発表というものをやったのだが、それはそれはひどいものであったと思う。そもそもゼミの時に「君はわかっているんだろうけど、何言っているか全然わからない」と言われた覚えがあるし、発表練習の時も私がダメダメすぎて手厚い指導を頂いたと記憶している*2。それ以来は発表の機会があるたびにしっかり発表練習したり、発表が上手い人を参考にしたり、スライドも時間かけて作ったりと、発表の練習は人一倍したと思います。その結果、発表後にわかりやすかったと言っていただけたり*3、最低限の発表はできるようになったのではないかと思う。

英語で少し笑いを取れるようになった*4

Machine Learning Summer School というのが8月終わりから9月はじめにかけてあって、それに参加したのだが、そこではスクールカーストでいかに成り上がるか、ということをテーマとして頑張ったのであった*5。というのも、世界中からイケてる学生が集まってくるので*6、やはりその中で目立てることは研究者としてのみではなく人間として大事だと思ってたからである。
それに際して @yonetaniryo さんと日夜作戦を立てていた。その作戦の概要は、京都のイケてる店に連れて行って胃袋をつかむというのであるが、それだけではただのメッセンジャーではないのか、ジョックにはなれないのでは!?*7と悩み、会話でも心をつかもうと決心したのである。基本的には面白い外人の話を真似るという手法で学習していった&普段の会話を英語で再現できるように頑張った。
いわゆるステレオタイプネタが結構受けているのは意外だったが、これは失敗すると信用失いそうなので、自虐ステレオタイプネタを言ったりした覚えがある。
そのおかげで色々仲良くなれたし、未だに Facebook で連絡をとったりしたりしているわけである。

2012年でできるようにならなかったこと

論文一日一本読む

これはなかなか身につかなかった。あまり締め切りなどを抱えていないときはできたのだが、少し負荷が増え始めるとこちらが蔑ろになってしまうことが多かった。あとこれを守ろうと頑張り過ぎると理解が浅くなってしまい、読んだ意味がなくなってしまうという事態も生じたりした。

英語で研究の話

学会参加したり、サマースクール参加したりして、英語の日常会話はなんとかなるなというのがわかったのだが、なぜか研究の話が苦手だということに気づいた。学会発表の時は3、4時間ひたすら発表練習をしたりしてなんとかなったのだが、やはり準備が少ないと全然ダメだということがわかった。来年以降もたくさんこういう機会があると思うので、ここはなんとかしたいところ。

基礎的なお勉強

はじめの「論文一日一本読む」に通じるものがあるのだが、なかなか教科書で継続的に勉強するということが出来なかった。といってもいくつかの教科書の重要なところは読めただけ救いであるが、その知識を研究に用いるくらいまでは知識が成熟していないので、ここも来年以降頑張っていきたい。

自立

こればっかりは悔しい。それでも私に投資してくださる方々がいらっしゃるので、投資していただいた以上の貢献をしたいところ。

就活

就活、結局プレエントリーしただけで終わってしまいましたね...*8

婚活

そもそも向いていない疑惑ありますね。

来年の目標

基礎的な勉強を頑張ってそれを武器にして戦っていきたいところ。

*1:罵倒してください

*2:感謝してもしきれないです

*3:というか話しかけてもらえること自体あまりないため、とてもうれしい

*4:苦笑いの可能性もあることは否定できない

*5:もちろん勉強はした上での話ですよ、もちろん

*6:イケてる人は朝までクラブで飲むくらい普通にやる感じの人たちだった

*7:詳しくは「スクールカースト」で検索

*8:理系ナビというのも登録した覚えがあるが、これは2011年のはなし